マルチーズを愛する、こだわりのペット美容師

無駄な下積みはいらないと言われる時代。だけど・・・

Think

5年前のファニーテールは、入社して最初の1年間は爪切りやシャンプーのみ、2年目はシャンプーとボディのカット、3年目になってやっとプードルやマルチーズのお顔のカットができるという教育方法でした。長い期間しっかりと下積みをして、まず基本的なお手入れを完全に自分のものにしてから次のステップに行きましょう、という考え方。これはウチのお店だけじゃなくて、ほとんどのトリミングサロンがそうだったと思うし、他の業種(美容師、お寿司や、パティシエなどなど)も同じような考え方で新人教育していたと思います。修行や下積みは大事だ!という昔から洗脳されてきた訳のわからない日本特有の概念。

↑昨晩は閉店後4月入社の竹内さんと練習会

今考えると、こんなことだったから今トリマーや美容師さんの人気がなくなったような気がする。時代にあっていないんですよね。自分の時代の時にそうさせられたから、そうする的なね。

その子のセンスややる気などそりゃ多少は考慮するけど、先輩たちがカットしているからシャンプーしかできないという・・・いつまで下積みすればカットさせてれるの?本当に3年目からカットできるの?って不安になるのは当然。だから今はフリーランスの時代になってきている。センスがあって接客能力が長けていて、ある程度お客さんがついてきたら一人で独立しちゃう的な。

以前こんなテレビ番組があった。隠れた場所でキャリア20年とキャリア3年の板前さんがお寿司を握って、お客さんはその二人が握ったお寿司を食べて、どっちがベテランの板前さんが握ったお寿司かを当てる番組。お分かりの通り、お客さんは全く分からないんです。どっちがベテランさんが握ったお寿司か。キャリア3年でもセンスとそれまでに人並み以上の努力をすれば分からないということ。

↑ベッキーの娘のアビちゃん

確かにトリマーは経験がものを言う職業でもあり、最低限の下積みや勉強は絶対必要です。これは絶対必要。特にトリミングはワンコ相手で動きます。ハサミの使い方や犬の行動理論なども知っておかないと怪我につながります。だから新卒で入社して、はいカットしてください、みたいのは絶対ないです。

また卒業した専門学校によっても大きく違います。学校法人が民間か。やはり民間の優秀な先生がいる学校の方が素晴らしいですね。学校法人の専門学校は楽しく学生生活送りながら卒業させることを目的としている感じが強い。民間の学校は本物のトリマーを作るために本気で取り組んでいるから、厳しいことが多いみたい。でもそれは、社会に出るとその差が顕著に現れる気がする。絶対その方がこの子にとっていいはず。(あくまでもボクの客観的な感想です)

↑ベッキーのカットは難しいのです

トリマーに関わらず、今は働き方改善という言葉をよく聞く。週休3日とか。多分ボクの世代より上の世代の人たちは、「何が週休3日だ」とか「仕事があるからプライベートが充実するんでしょ」とかの感覚の人が多いと思います。僕もそうです。パチンコ屋での店長の時代なんて1日16時間くらい働いてたし、独立してからだって周りが見えないくらい働いてました。でもね〜 そんな過去の自分の努力なんて言っても仕方ないんですよね。時代が全然違うから。

いかに今の時代の働き方に自分を合わせていけるか、それが今後この日本で人を雇ってやっていける大きな秘訣であることは間違いないと思います。

だからアタイ頑張る!笑

Think

この記事がお気に召したら、いいね!お願いします♪

最新情報をお届けします

同じカテゴリーの記事5件