キムチの出産 母子ともに健康です
昨年、韓国から来たキムチ。無事に出産が終わりました。
出産まではこんな子供っぽくてママになれるのかとスタッフみんな心配していましたが、いざ出産が終わると母性も強くてとても良いママをしています。
いい顔しています。
キムチは色素も濃いですし、穏やかな性格をしています。
犬の初産は母犬も人間も非常に緊張します。
出産前の体温はどうか、きちんと陣痛は来るか、その陣痛の強さはどうか、仔犬の頭の大きさは母犬の産道より小さいか、逆子の場合は最後の頭はちゃんと産道を通るか、産んだあと仔犬の世話がどこまで出来るか、胎盤を破って臍の緒を本能で切れるか、などなど、陣痛が始まる少し前の母犬の行動を細かく察知して、できるだけ母犬の行動を邪魔しないように見守り、少しでもその意識が弱いときにはすぐに介助に当たらなければなりません。
母犬とのボクとの信頼関係もとても大事です。この信頼関係がないと、介助の段階で母犬が仔犬を守ろうとして噛み付いてきたり、出産の途中で陣痛が弱くなったりして大変な自体になってしまうこともあります。
ワンコの出産予定日の前後3日間(1週間)はボクはほぼ寝れません。いつ陣痛が始まるか分からないからです。
もちろん母犬の真横で寝ていますが、爆睡してしまってその間に出産が始まってしまっては取り返しのつかないことになってしまいます。
キムチの出産はびっくりするくらい安産でした。
出産も出産後のお世話もほぼ全部自分でやっていました。
3匹の仔犬たちもみんな120g前後で良い大きさです。生後1週間くらいまでは油断はできませんが、問題なくスクスク成長すると思います。
母犬は常に仔犬の世話で熟睡することがありません。身体を舐めたり、お尻を舐めたりしてキレイにしています。
「犬は素晴らしい」といつも実感する出来事です。
ちなみにボクはぎっくり腰になってしまい、行動がおじいちゃん風になって、スタッフに笑われています(涙)
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