ペットサロンファニーテール オーナーブログ

スタッフの幸せについて

Dairy

昨日は根岸さんと神戸さんの送別会を行いました。

根岸さんは3年、神戸さんは約10年ファニーテールのスタッフとして働いてくれました。

 

開業してから10年はお客さまを常に一番に考えてボクは仕事していました。

常にお客さまの目線に立って、お客さまのニーズをいち早く汲み取り、それに合わせてスタッフを動かすみたいな。

もちろんお客さま商売ですから、それは今も変わらないし目の前のお客さまやワンコを一番に考えて仕事しています。

 

4年前の12月の新聞でこのような記事を読みました。

ニューヨークのあるチキンをメインとしたレストランの話

ニューヨークの12月ももちろんクリスマス一色ですよね。

様々なお店やレストランもどこも予約でいっぱい。

特にこのチキンをメインとしたレストランは、12月は特に大忙しだそうです。

それは容易に分かりますよね。チキンですから。

 

12月24日はクリスマスモード最高潮。レストランも一番の売上げが上がる日です。

でも、このレストランは毎年この12月24日は臨時休業にしてるんです。

なぜか?

 

それはこの店で働くすべてのスタッフには、このクリスマスイブを家族や恋人と過ごして欲しいからだそうです。

 

ボクはこの記事を見て、これから長くこの店を運営してくためにはこのレストランの経営者のマインドが絶対必要だと感じました。

もっとスタッフの事を大事にしないと、と。

だから、2ヶ月後の2月から年中無休で頑張ったお店でしたが毎週水曜日をトリミングの定休日にしました。

そして、お客さまはもちろん大事ですが、それ以上にスタッフを大事にすることを明言しました。

労働環境の整備を少しづつ改善し、週40時間時間勤務、完全週休3日を設定して、仕事以外のプライベート時間を存分に楽しんでもらいたいと思ってます。

仕事だけが人生じゃないから。

もちろん労働環境だけではなくて、社長のボクが犬を一番大切にすることもそう、働きやすい雰囲気、なんでも相談できる上司にもならないといけないですよね。

 

 

昨日の送別会の最後に、神戸さんから一言もらいました。

以前の社長はむちゃくちゃ厳しくて、泣いたし、仕事が辛かったと。

確かに今では考えられないくらい、厳しいお店でした。それは自分でもよく感じています。

ただそれは開業したてで、自分にもスタッフにも厳しくしないといけない時期だったんです。

でも、スタッフからしてみると理不尽なこともあったと思う。

 

 

ごめんなさい。

 

 

ぴえん。。。

 

 

からの

 

 

 

 

でも、最後に二人から「感謝しています」と言われました。

 

ファニーテールを卒業するときは、そうやって言われるような会社にしていかないといけないと改めて感じました。

 

トリミングサロンはビックリするほど利益が残りません。

 

その中で、やりがいを持って働いてもらい

他のお店よりも少し高いお給料を支給できるようにして

仕事は楽しく

人間的な成長ができる職場にし

ファニーテールで働いてよかったと感じてもらえるようにしないといけないなと心に染みた送別会でした。

 

鰻屋さんに行ったのに、メインのうなぎが来る頃にはみんなお腹いっぱいになって、お持ち帰りするという・・・

魚庄さんでの食事会は特別なときだけと決めています。

 

神戸さん、根岸さん

これからも素敵な人生を歩んでくださいね。

 

もし、次に会ったとき、ボクがまたハゲてても笑わないでくださいね。

 

吉沢亮より

 

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