仔犬ちゃん旅立ちの日

Maltese Puppy 2021.6.28

昨日はチーズの仔犬の旅立ちの日でした。

ファニーの仔犬たちは産まれてから、お譲りするまで24時間ずっとそばにいてボクがお世話しているので、寂しい気持ちになりますが、それ以上に新しいオーナーさんに可愛がって頂けるので笑顔で送り出す気持ちになれています。ありがとうございます。

犬という動物の生きるチカラはホントすごくて、産まれて胎盤が破れてこの世で息をし始めた瞬間からママのおっぱいの方向へ歩きだします。

目ももちろん全く見えないし、耳も聞こえていません。ママの匂いをキャッチして本能でおっぱいに向かいます。

本当にすごいなって思います。

そして、ママは産まれてから2日間くらいはずっと赤ちゃんの身体を舐めてきれいにします。

赤ちゃんが生きてるかどうかの確認をふくめて、夜もほとんど寝ずに舐め続けます。2日間くらい舐め続けるとママの体力の限界が来て寝る感じです。誰にも教えてもらってないのに、母性がそうさせるのでしょうね。

母犬には頭があがりません。

子犬たちは猛烈なスピードで成長します。

150グラム程度で産まれた仔犬は、1週間で倍になり、生後60日で1000グラムになりますから約7倍になります。

その間に目が開き、耳道が開き、よちよち歩きをしはじめて、自分で排泄が出来るようになります。ママはその成長を見ながら、離乳の時期を見極めて自分から離れていきます。仔犬たちは離乳食を食べ始めだんだん動き回ります。そして、自我が目覚めます。兄弟とじゃれ合ったりおもちゃで遊んだりして、新しいことをどんどん学んでいきます。

ブリーダーとして、新しいオーナーさんにお譲りするまえに、とにかくたくさんの愛情を与え、大人や子供問わずいろいろな人間を接しさせ、トイレのしつけもして、明るく元気で人間大好きな犬になるように力を注がないといけないと思っていていつもそれをしています。

ファニーテールと名前でブリーディングをしていますが、俗に言うブリーダーと違い、交配して仔犬が産まれてある程度まで育ててお客さまに売るというスタンスではまったくなく、ファニーテールの仔犬はボクの人生そのものなんです。だから、お譲りした方とはずっとお付きさせて頂きたいし、正しい犬の飼い方をして欲しいと思っています。

仔犬のお問い合わせを本当に多く頂いています。

「仔犬いますか？」とか

「出産状況をおしえてください」とか

「1.5キロくらいの小さめの女の子ほしいです」とか

こんな短文でお問い合わせが来ることもあります。

申し訳ありませんが、こんな方には100％お譲りしません。仔犬がいても「いない」と言うしお金を積まれても絶対譲りません。

母犬がどれだけ大変な思いをして出産しているのかを考えてほしいです。

お金を出せば犬を飼えると思わないで欲しいと思っています。

まずい、、、興奮してきた（笑）

いらん事まで書いちゃいそうだからこの辺でやめておきます（爆）